恐怖のジャズ・セッション1
ズタボロになって何度も傷ついた悪魔のジャズ・セッション
今ではノンジャンル・セッションや、たまにブルースセッションに
行くことはあるけど、ジャズ・セッションには行けない。
復唱。
絶対にジャズ・セッションには行けない!
僕がタッピング奏法を志した頃、毎週のように都内某スタジオで個人練習に打ち込んでいた。
僕はアドリブが出来るようになりたかった。
それはtwitterにも書いたが、キース・ジャレットの「ケルン・コンサート」
を聴いて即興演奏(インプロヴィゼイション)というものにとても衝撃を受けたから。
あれが純粋な即興演奏だったのかどうか、色々議論されたけど、
たとえ枠組みを予め作ってあったとしても、それに乗せたメロディーは
やはり即興だったと僕は思う。
で、その為にはジャズ理論を勉強しなくちゃと単純に考えた。
でも、僕はジャズを聴いても全然ハマれなかった。
ブラッド・メルドゥの数曲とか、気にいったのもあるけど、
チャーリー・パーカーもコルトレーンも何やってんのて感じ。
コルトレーンの駆け上がるスケール何あれ?
マイルス・デイヴィスへたっぴでしょ(初期は知らず)。
と、これ以上調子に乗ると、場合によっては後で大変な事になるので略。
横道に逸れるが、けなすと絶対もめる事になるミュージシャン
完全に独断と偏見と僕の経験。
僕は3人とも嫌い。(書いて大丈夫か?)
いや、特に好きではない程度。
・・・話を戻します。
ジャズ理論を勉強しなくちゃの所。
ジャズ理論書数冊とジャズギターの教則本を購入。
理論はとても役立ったが、アドリブ(インプロ)の方法は
どれもⅡ-Ⅴを暗記する事が近道らしく、暗記をして実際に使うためのフレーズが沢山載っている。
チャーリー・パーカーにハマれない僕が、Ⅱ-Ⅴにハマれるはずがないのだ。
んーやってみてもつまらん。
やる気が無いからおぼえないし、例えばオルタ-ド・スケールを使ったフレーズをいくつか指に覚え込ませて、曲の中でここぞという時に使う。
どうだ!やったぞって感じ。
他のメンバーがおっ、やったね!って。
音楽ゲーム?アドリブって。
ちょっとだらだらとして来たので次回、乞うご期待(?)。